- 単品ギフトラッピング不可
文染 色々に染める墨 ミドリ
TAG STATIONERY
すこし癖のあるミドリ
固形の状態だと、どんな色になるか想像がつかないミドリ。まず磨ってみると孔雀緑のような、独特な鮮やかさに惚れぼれします。筆に乗せると、淡くやさしい発色が印象的な表情に。
安らぎや癒しの色として象徴されることの多い緑色ですが、まさにこの色のことを指しているのでは? と思ってしまうほど、眺めていると癒されます。
墨なのに、カラフル!
墨といえば、あの「ういろうのような形」をした黒色のものしか知らなかったので、こんなにカラフルな存在にまずテンションが上がりました。
しかも落雁みたいだからか、ちょっとおいしそうに見えちゃいます。
筆記具ブランドの「文染(ふみそめ)」が提案するのは、染料と膠(にかわ)で製墨した色墨。色鮮やかで、染料ならではの濃淡と透き通る色合いが特徴です。
三重県鈴鹿市の伝統的工芸品・鈴鹿墨の製造を行う「鈴鹿墨進誠堂」と共同開発して生まれました。
味わい深い濃淡
墨であるため、使用には硯の用意が必要です。同ブランドの「色々が映える硝子硯」とセットでお使いいただくのがおすすめです。
鮮やかながらも、和の趣を感じさせる色が特徴的。「FUMISOME」と刻印された桐箱のなかに、大切に収められているさまも美しいのです。
硯に差した水を少しずつ混ぜながら、ゆっくりと磨(す)る。色の濃淡もお好きのままに。
ほんのり香ってくる匂いでさえ魅力的です(漢方のような、少し癖がありながらも落ち着く独特な香りがしますよ)。
色の濃淡によってもまた印象が変わってくるので、その違いもぜひ楽しんでください。同シリーズのお好きな墨色を磨り混ぜて、配合を楽しんでみるのもおすすめです。使い終わったら、水気を拭きとってから保管してくださいね。
photo by Saori Kojima text by Kaori Sugimoto edited by Ikumi Tsubone
「色々が映える硝子硯」と「色々に染める墨」のほかの色のご購入はこちらから。
メンバーのおすすめポイント
TAG STATIONERYについて
1985年に京都で創業した、文具やオフィス機器の開発・販売を行う「株式会社タケダ事務機」から生まれた文具筆記具メーカー。文具のプロフェッショナルとして育んできた視点と、古都に伝わる技術をもとに、伝統文化と現代の文具との関係性を見つめていきたいという考えのもと、文具ブランドの「文染」を中心にオリジナリティあふれる商品が展開されています。
サイズ |
1丁型 |
---|---|
素材 |
染料、膠 |
生産地 | 日本 |
箱 | 有り |
注意事項 |
・撮影上、実商品と写真で色味が若干異なる場合がございますのでご了承ください。 ・職人が一つひとつ仕上げているため、個体差がございます。 ・硯で磨ってお使いいただく固形墨です。こちらの製品をお使いいただくために、別途硯をご用意ください。 ・磨ったあとは拭いてください。 ・保管の際は直射日光、湿度の高いところは避けてください。 ・表装などで裏打ちをされる際は、染料が含まれていることを表具屋さんなどに相談ください。 |
こちらの商品はギフトラッピング対応商品です。ご希望のお客様は、以下より種類を選択し、カートに追加をお願いいたします。
- 通常ギフトラッピング
- 化粧箱入りギフトラッピング
クリスマスラッピングは上記よりお選びください。
- 通常ギフトラッピング(220円 税込)
- 化粧箱入りギフトラッピング(385円 税込)
なお、ギフトラッピングをお選びで、複数商品をご購入のお客様は、お手数ですがギフト対象商品名をカート追加後の備考欄にご記入ください。
※記入例
ライター / バイヤー 杉本
磨ってみると思いのほか爽やかな色味で、使うのが楽しくなりそう! 水を多めに加えたときの淡い色合いがまたすてきで。
何色も使って混ぜ合わせて、カラフルな水墨画にチャレンジしてみたいなと思いました。
代表 / デザイナー 島
固形の時は濃い色をしていますが、どの色も硯ですっていくと水彩のような鮮やかで柔らかい色に変わります。
濃さを調整したり、他の色と混ぜてみたり、色をつくるところから楽しめます。
プロジェクトマネージャー 三井
墨の見た目よりも、磨り始めの淡い色合いがお気に入りです。澄んだ緑色はエメラルドグリーンのような色合いで、気持ちが落ち着きます。
未来の自分へのメッセージを窘めてみたくなりました。
デザイナー 根本
いろんな色のインクが楽しめる時代に、あえて墨を磨る時間って、なんだか特別な気がします。
その日の磨り方、薄め方によって毎回濃淡が変化するので、自分だけの唯一無二の色にとても愛着が湧いてしまいます。
ディレクター / バイヤー 坪根
ガラスの硯での色づくりに夢中になっていまいます。
単色はもちろんですが、せっかくならほかの色と混ぜて自分だけの色をつくってほしいなと思います。