ホンノガックー
お気に入りの本を自由に飾る
文庫本の表紙を飾るための額を提案する「ホンノガックー」は、パッケージ設計のプロである製作者が考案して形になりました。
自分用に、自宅やお店で使うのもよし。大切な友人やパートナーへ、思い入れのある一冊と一緒に贈るのもよし。いままでにありそうでなかった、ユニークなアイテムです。
試行錯誤を繰り返して、数年越しに商品化
ホンノガックーのアイデアは、製作者とある本屋のオーナーが数年前に交わした、何気ない会話から生まれたといいます。この当時、おもにお菓子の紙箱などのパッケージ設計に携わっていたため、「紙で本を飾れるものはないかな?」という話で盛り上がったのだそうです。
この体験が心に深く刻まれた製作者は、早速、商品開発のために試行錯誤を繰り返します。そしてコロナ禍の2021年に、ようやく商品化が叶い販売がスタート。SNSでも反響を呼び、全国の本好きを中心に話題になりました。
ホンノガックーならではの特徴が、すべて紙でできていること。そして、だからこそ自分で組み立てる楽しみがあること。細部の構造設計にまでこだわり、文庫本がぴったり収まるようにできています。それだけでなく、壁掛けでも、机の上などに置く場合でも、安定して飾れるように、そして誰でも組み立てやすいように、計算されてつくられています。
本を飾るということを、もっと身近に
「生活の一部として、本の表紙を自由に飾れたらいいなという思いでつくりました。好きな表紙の本はもちろん、好きな内容のものや、心に残った思い出のあるものなど、自分らしく飾ってほしいです」と、大の本好きだという製作者から言葉をいただきました。
あえて装飾が入っていない、無地のシンプルなデザインの額は、中に入る本をグッと引き立ててくれます。いつもは本棚にしまわれているお気に入りの本を取り出して、ホンノガックーに入れて飾ることをぜひ楽しんでいただきたいです。