HARIO
耐熱ガラスといえば、HARIO!
1921年の創業から一貫して耐熱ガラスのものづくりに向き合い続けている「HARIO」。
創業当時から、学校や研究所などで使うビーカーをはじめとする理化学品を製造販売しています。みなさんも学生時代に使っていたかもしれませんね。
耐熱ガラスの特性と理化学品で培ったガラス加エの技術を生かして、一般家庭向けの商品をつくるようになったのは戦後から。現在では、みなさんもご存知のとおりコーヒーや紅茶・日本茶・ハーブティーに関するキッチンウェアからアロマ関連器具まで幅広いアイテムを展開しています。
HARIOという名前は、「ガラスの王様」を意味する「玻璃王(はりおう)」に由来しています。玻璃とはガラスのこと。HARIOの高い志が名前からも伝わってきますよね。
原材料は自然に還る素材
HARIOが生み出す耐熱ガラスの製品は、珪砂(けいしゃ)、硼砂(ほうしゃ)、硼酸(ほうさん)といった天然の鉱物(=自然の砂)を精製した素材からつくられています。100%天然の素材のため、その役目を終えて捨てられることになっても最終的には自然に還るのです。
こうした素材でつくられた耐熱ガラスは熱や酸に強く、その特徴から長年にわたり理化学の実験に使われ続けています。シンプルで無駄のない、使いやすさを追求したデザインから生まれたアイテムは、私たちの日常の暮らしにも寄り添ってくれます。
やさしさはものづくり以外にも
茨城県古河市の工場は、耐熱ガラスを原料から製造する日本で唯一の工場として知られています。
重油ではなく電気によってガラス原料を溶かしているため、一般的な工場にあるような排ガス用の煙突がありません。この技術はHARIOが独自に開発したもの。1972年にこの「煙突のない工場」を実現し、地球や工場内で働く社員に対してもやさしい職場環境づくりがされています。
安心・安全なものづくりへの情熱と止まることのない挑戦心とともに、製品をつくり続けてきたHARIO。これからも私たちに暮らしをやさしく彩る製品を届けくれるはずです。