aco wrap
土に還る素材を使って
環境にやさしくてかわいらしい食品保存用のキッチンラップ「aco wrap(アコラップ)」。
原材料はオーガニックコットン、みつろう、オーガニックホホバオイル、天然樹脂など、すべて土に還る天然素材が使われています。メイド・イン・ジャパンにこだわり、染めやみつろうをコーティングする工程まで手作業で、一つひとつていねいにつくられています。
ラップは使い捨てという概念を変える
aco wrapはオーガニックコットンの生地に、岐阜県のミツバチの巣から採集したみつろうをベースにしたオイルをたっぷりと染み込ませてできています。
食品の保存用としてカットした野菜や果物を包んだり、お皿の上に被せて使うことができます。手の温かさで柔らかくなるので、あらゆる形にぴたりとフィット。その使い勝手のよさも人気の秘密です。
およそ半年から1年ほど洗って繰り返し使うことができるaco wrapは、「ラップといえば使い捨て」という概念を覆してくれます。このものづくりのルーツは、代表の浦川篤子さんがオーストラリアの田舎町で、とあるマーケットを訪れたことにありました。
興味や関心が行動のきっかけに
マーケットで出合ったもの。それが、まさに天然素材のエコラップだったのです。環境保全が叫ばれる一方で、使い捨てや過剰包装が日常的になっている日本の現状に疑問を抱いていた浦川さんの心に、日本でもたくさんの人にエコラップを使ってほしいという思いが芽生えた瞬間でもありました。
こうして生まれたaco wrap。日本で暮らす私たちの毎日の食事や、暮らしに合う形でデザインされているのが特徴です。
また現在の活動拠点にしている京都府亀岡市は、「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」を行ったことでも知られています。海洋プラスチック汚染の解決に向けた取り組みを進め、2030年までに使い捨てプラスチックごみゼロのまちを目指すーーその取り組みに興味を持ったことをきっかけに、浦川さんは大阪から移住。現在も亀岡で精力的に活動を続けています。
できることから、少しずつ
たくさん使って、いずれ捨てるそのときまで。毎日のように使うものを通し、私たちの身近にある環境問題や持続可能性について今一度考えさせてくれる。aco wrapはそんなブランドです。
「毎日のことだから心地よく感じるものを使っていきたい」という浦川さんの強い気持ち。私たちも、できることからやっていけたらと思わずにはいられません。