

東屋
ずっと使い続けたい暮らしの道具
1997年の創業当時から信頼できる国内の手工業と協働し、暮らしの道具をつくり続けている東屋(あづまや)。
人や環境に負担をかけずにつくられたもの、周囲と調和するもの、現代の暮らしにおいて使いやすいもの、使い終わったら自然に還るもの——いつも静かにそこにあり、確かに役に立つ、東屋ではそんなものづくりを目指しています。
技術を絶やさないために
日本は素晴らしいものづくりの技術に恵まれています。ですが同時にそれを継承し、先に残していくことの難しさがあります。
「日本の手工業の振興のためにすべきことはなにか」
東屋はこの問いに真剣に向き合い、職人たちがこれからも活動を続けていけるようにものをつくり出す「仕組み」の部分から正し、「縁の下の力持ち」の存在として職人と日本のものづくりを支えています。
ものづくりへの揺るがない信念
私が胸を打たれたのは、東屋には「私たちが使いたい、あったらいいなと思うものをつくる」という一貫した信念があること。
ひとつのアイテムを商品化するまでに、一切妥協をせず使い勝手や使い心地を追求します。たとえ商品化した後であってもそれは変わりません。お客さまの声や、自分たちが使い続けるうちに感じたことを生かして何度もバージョンアップさせる、なんてこともあるんです。
確かなクオリティと、日々の暮らしのなかで使用し改めて実感する実用性を兼ね備えたアイテムたち。一つひとつにまるで魂が宿っているかのように感じられるのは、気のせいではないのかもしれません。