OLOHUONE
大豆由来のやさしいキャンドルを
安心安全なソイワックス100パーセントにこだわったキャンドルを製作・販売するブランド「OLOHUONE(オロフオネ)」。シンプルなのに温かみが伝わってくる佇まいが魅力です。
大豆由来の原料(ソイワックス)を用いてつくられるソイキャンドルは、石油系のものに比べて融点が低いため、溶けるスピードがゆるやかで長持ちすることが特徴。また、有害物質が含まれていないため安心して使えます。
OLOHUONEでは、アイテムづくりからパッケージにいたるまで、一つひとつていねいな手作業で行われています。
無理なく、身近なところから生まれる循環
2021年4月、宮崎県で立ち上がったOLOHUONE。
「いろんなご縁や出来事がつながって、気づいたらソイキャンドルをつくりはじめていました」と、この地で生まれ育ったつくり手の日髙菜緒さんは話します。
そのきっかけには、OLOHUONEの傍らで働いていたチョコレート店が大きく関わっています。
そこは、カカオ豆からチョコレートバーになるまで一貫して製造を行う「ビーントゥバー」のお店で、店としてのあり方やともに働く仲間にものづくりの作家が多くいることなど、ここで刺激をたくさん受けたと日髙さんはいいます。
さらに幼いころから雑貨屋になるのが夢だったということもあり、単にものを仕入れて販売するだけではなく、自分でなにかを生み出せないかと考えを巡らせるように。そこでふと思い浮かんだのが、これまで雑貨屋で手にしたことがなかったキャンドルの存在でした。
「これまで興味が湧かなかったのは、香りが自分にとってきつすぎたり、安全性に疑問があったり、使いたいなと思うものがなかったから。だったら自分が心地よく使えるものをつくってみてもいいかもしれない」。そう思った日髙さんは独学で勉強しながら、少しずつソイキャンドルをつくり始めました。
OLOHUONEのアイテムは、子どもやペットがいる空間でも安心して使えるやさしいものばかり。香りつきのものは人工香料ではなく精油を使い、穏やかな香りを楽しめます。またチョコレートをつくるなかで、廃棄されてしまうカカオ豆を活用したアイテムも。身近な場所から小さな循環が生まれています。
暮らしにそっと寄り添うように
フィンランド語で「リビングルーム」を意味するOLOHUONE。
「自分だけの空間で自分だけの時間を過ごすひとときに、そっと寄り添える存在でありたいなと思っています」
にこやかにそう語る日髙さんのあたたかな雰囲気のおかげで、私たちも思わずほっこりとした気持ちに。OLOHUONEのキャンドルはアイテム越しにお人柄が見えるような、そんなやさしいキャンドルなのです。静かな夜にそっと火を灯す格別なひとときをお過ごしください。