赤松で染めた 風呂敷
yaso
普段使いしたくなる風呂敷
和でも、洋でもない、シンプルでニュートラルなデザイン。風呂敷は和の印象が強くてあまり使ってこなかったのですが、この商品と出合ってイメージが一新されました。
コットン100%の生地は、毛羽立ちのないつるんとなめらかな手触り。「包む」という用途を考えて、強度がある目の細かい布が使われています。
菓子折りやお重を包むトラディショナルな使い方はもちろん、出先で買ったフルーツや花をサッとくるんだり、銭湯グッズを持ち運んだり。もっとカジュアルに、日常的に使ってみたくなる一枚です。
アカマツから取り出した色
「yaso(ヤソ)」は、長野県茅野(ちの)市を拠点とするブランド。ツリーケアを行う「木葉社(もくようしゃ)」の現場で出る木材を、暮らしに溶け込む形にリデザインしたプロダクトを発信しています。
この風呂敷は、茅野市に多く生息する針葉樹、アカマツの樹皮で染められています。樹皮は赤みを帯びた色をしていて、染める際に使用する媒染剤の違いでカラーバリエーションが生まれるそう。
媒染剤とは、色素と繊維を結びつける金属化合物のこと。それぞれの色名に使われている数字は、媒染剤に使う金属の原子番号が反映されています。13番のアルミ由来のものを使うと、少し明るくなってベージュがかった色味に。26番の鉄由来のものを混ぜると、暗く濃い色に染まりグレーになります。
グレープフルーツジュースなど酸性の強いものに触れると色が抜けてしまうので、気をつけてくださいね。アイロンをかけるときは、当て布をするのがおすすめです。
土に還るものでつくる
一枚ずつ手作業で染めているのは、きこりとして、樹木医として、毎日木々と向き合っている野澤崇徳さんです。藍染め作家として活動していた経歴があり、植物から色を取り出す技術を生かしてこのプロダクトが誕生しました。
農業を営む家に生まれて、生活でも仕事でも、自然や木がすぐそばにある野澤さん。ものづくりでは、自然に還る材料を使うことを大切にしています。
綿100%のファブリックやアカマツはもちろんのこと、媒染剤にもミョウバンや釘など、普段の暮らしの中にあり、使い終わったあとの廃棄に負担がないものを選んでいます。
年とともに味わいを増す道具
カラーバリエーションは、ピンクがかった「赤松013(ベージュ)」と、シックな「赤松026(グレー)」の2色です。洗濯を重ねるごとに少しずつ色が抜けて、色合いが変化します。
たたんで、しまえる、便利な道具を毎日の相棒にして、草木染めならではの経年変化をお楽しみください。
photo by Saori Kojima text by Mami Setogawa edited by Ikumi Tsubone
このほかに手ぬぐいもございます。商品はこちらから。
メンバーのおすすめポイント
yasoについて
長野県茅野市を拠点にツリーケアを行う木葉社と、東京のデザイン事務所の共同プロジェクトとして2019年にスタート。「森と寄り添う暮らし」をコンセプトに、木をめぐる日々の仕事や暮らしのなかで採取した枝葉や樹木を、暮らしに溶け込む形にして届けています。
サイズ | 600mm×600mm |
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素材 |
綿100% |
原産国 | 日本 |
箱 | 無し |
注意事項 |
・撮影上、実商品と写真で色味が若干異なる場合がございますのでご了承ください。 ・洗濯は中性洗剤を使い、手洗いまたはネットに入れて洗濯機の弱流水で洗ってください。 ・高温多湿、直射日光の当たる場所は避け、暗い場所で保管してください。 ・アイロンは当て布をして、低温〜中温で当ててください。 ・アルカリ性や酸性の強いものへの接触、濡れたままの放置にご注意下さい。変色や他の物への色移りの可能性がございます。 ・染色の過程で鉄分を利用しております。金属に対してアレルギー症状のある方、またはアレルギーが疑われる方はご利用をお控えください。 |
こちらの商品はギフトラッピング対応商品です。ご希望のお客様は、以下より種類を選択し、カートに追加をお願いいたします。
- 通常ギフトラッピング
- 化粧箱入りギフトラッピング
クリスマスラッピングは上記よりお選びください。
- 通常ギフトラッピング(220円 税込)
- 化粧箱入りギフトラッピング(385円 税込)
なお、ギフトラッピングをお選びで、複数商品をご購入のお客様は、お手数ですがギフト対象商品名をカート追加後の備考欄にご記入ください。
※記入例
プロジェクトマネージャー 三井
風呂敷としては少し小さめなタイプなので、お弁当包みや来客時の目隠しなどにおすすめです◎
小学生のお子さんがいらっしゃるご家庭であれば、給食セットに入れるランチョンマット代わりに使っていただけそうなサイズ感です。
シンプルなデザインと草木染めのやさしい色がマッチした素敵な商品なので、色違いのセットでプレゼントや内祝などにもよさそうです。
デザイナー 根本
生活のあらゆる場面で活躍してくれる、万能風呂敷。
主な使い方である「包む」以外にも、食事の際のクロスとして、食器やカゴにさっとかけて、急な来客時の目隠しとしても使えます。(←私としてはこれが一番ありがたい!)
ベージュとグレーの淡くてやさしい色使いが、お部屋になじんでくれて◎
きれいな正方形なので、贈りものを包むときの紙の代わりとしてもよさそうです。
代表 / デザイナー 島
お弁当を包んでピクニックに。そのまま公園のテーブルに広げてランチョンマットとして。
さらに、ちょっとしたおもたせを包んだり、カバンに忍ばせておきエコバッグとしても使えたりする。風呂敷って万能なんです。
無地なので多用途に使え、暮らしのなかでの登場機会の多いアイテムです◎
ライター / バイヤー 杉本
草木染めならではの、やさしくて絶妙な色味にうっとり。経年変化も楽しめるのがいいですよね。
風呂敷としてものを包んで使うのはもちろん、シンプルなデザインだからいろんな用途で楽しめるのも魅力です。
急な来客時、部屋のなかの「ちょっと隠したい」場所にさっと被せれば、それだけでインテリアの一部になってくれますよ。
ライター 瀬戸川
上質なシャツのようなコットン生地が、風呂敷っぽさがなくてカジュアル。普段の服装や持ち物にも合わせやすいので、風呂敷デビューしたいと思っています。
薄手でやわらかく、包んだり、結んだりしやすいところも、ビギナーには使いやすいです。
畳むとハンカチ程度の存在感でかさばりません。バッグの中の常連にぜひ!
ディレクター / バイヤー 坪根
無地のシンプルな風呂敷って実はあんまりないんですよね。
こちらの風呂敷は一般的なものより少し小さめのサイズ。風呂敷を結ぶと、ちょっとしたお出かけによさそうな大きさの手提げ袋になりました。旅行先に持っていったら便利そう!
風呂敷のよさはその汎用性。アイデア次第でいろいろと使えます。「風呂敷って敷居が高そう」と思っている方にぜひおすすめしたいです。