受け継がれてきた職人の手しごとと、現代の感性を映した意匠。
あなたの暮らしに似合うのは、どのうちわ?
この夏は涼を届けるだけでなく、暮らしの中でゆっくりと“育って”いく一枚と過ごしてみませんか。

「来民渋うちわ」とは
熊本・山鹿市に伝わる伝統工芸「来民(くたみ)渋うちわ」。竹と和紙を使い、柿渋で仕上げたうちわは、軽やかで丈夫、使うほどに風合いが深まっていくのが特長です。現在は栗川商店が唯一、天然素材と手仕事にこだわり、製作を継承。涼を届けるだけでなく、経年変化を楽しめる“育てる道具”として、長く寄り添ってくれます。
古きよき、日本の伝統を感じる

来民渋うちわには、江戸時代から続く歴史があり、無地や伝統的な柄が、その美しさをさらに引き立てます。ただ涼むだけでなく、使うほどに味わいが深まる——そんなとっておきの一枚と、今年の夏の記憶を重ねてみませんか。

小丸 無地/黒ダイヤ
シャープな黒のダイヤ模様と、潔さが映える無地。どちらも装飾を抑えたぶん、うちわ本来の美しさが際立ちます。静かな存在感と伝統が息づく一枚だからこそ、すっとあおぐその所作に、たおやかな気品が宿ります。

仏扇 伊勢型 花カラフル 花火
伝統的な伊勢型の模様を取り入れた、色とりどりで華やかな印象。仏具をルーツに持つ「仏扇」は、持ち運びやすい細長い形が特長です。普段使いはもちろん、浴衣の帯にさしても涼やかなアクセントに。夏の装いに個性を添えます。
モダンなデザイン

竹と和紙のやさしい質感に、柿渋の深みとモダンな色柄が調和した一枚。凛とした佇まいながら、現代の暮らしにも自然になじみます。自分へのご褒美にも、季節の贈りものにもぴったり。和の道具に新しい風を吹き込むアイテムです。

小丸 ひまわり柄
落ち着いた華やかさのあるひまわりの絵柄。天然染料で染めたイエローの持ち手が、涼やかにアクセントを添えています。サイズは一般的なうちわと同じくらいですが、持ち手を長めに仕立てているので、やわらかな風をしっかりと運びます。

仏扇 車柄
乗りものが好きなお子さまにぴったりの車柄の仏扇。軽やかで丈夫なつくりで、小さな手でも扱いやすく、外遊びやお出かけのおともにもぴったり。柿渋の自然な色合いと、カラフルで楽しい絵柄が、夏の思い出にそっと寄り添います。