ノートブック A6 ブラック 方眼
ITO BINDERY
製本技術が生かされた、ほかにはないノート
一見するとシンプルなノート。でも、実はたくさんのこだわりが詰まっている——
そんなあり方に強く惹かれたITO BINDERYのノートブック。
長年、墨田区で製本会社として商業印刷物、広告、チラシ、名刺などの製作加工を行う伊藤バインダリーが手掛けたとあって、随所に製本技術が生かされているのが特長です。
デザインコンサルティングなどを行う「アッシュコンセプト」にデザインを依頼し、約1年かけてつくられました。
一度使ったら虜になる理由
製本会社だからこそできた自由な発想から生まれたノート。その魅力と使いやすさのポイントを順番にご紹介します。文房具にこだわりがある人にこそ、ぜひ知っていただきたいです。
360度開くページと力紙が入った表紙
なんといっても360度ページが開くところが魅力。製本技術のひとつ、糸かがり製法が使われています。
私は取材でノートを使うことが多いのですが、机に置いて書くときはもちろん、立ちながら話を伺うときでも、背表紙がくっつくほど開くので、片手で持ちやすくメモを取るのがだいぶ楽になりました。
また、表紙と裏表紙には「力紙」と呼ばれる厚紙が張り合わせてあり、適度な硬さがあることも書きやすさにつながっています。
272ページのページ数とスピン
ページ数はたっぷり272ページあります。これは、365日から土日を引いた日数+αの数。手帳のように毎日使ってほしいという願いを込めてこのページ数にしたのだそう。
ページ数があってもスピン(しおり)が付いているので、とても便利。ですが、糸かがり製法を用いる場合、通常の位置にスピンを入れることができません。
そこで、糸かがり製法とスピンの両方を成立させるために新たに編み出されたのが、見返しを2枚にし、そこにスピンを挟んで糊で貼りつける方法。見返しとは表紙を開いて最初に目に入るページのことです。
この作業は一つひとつ手作業で行われるため、とても手間がかかります。このスピンひとつにしても、いいものをつくろうというITO BINDERYの思いが伝わってきます。
目に自然となじむグリッドと紙の色
黒い表紙の「ブラック / 方眼」は、中のページが3.5ミリのグリッドになっています。一般的には5ミリのものが多いそうですが、あえて小さくし、グリッドの色を薄いグレーにすることで、書く際にうるさく感じさせない工夫がされています。
このさじ加減が絶妙で、文字を書くのも、図や絵を描くのにもぴったりなのです。
使われている紙は、製紙工場を限定。なめらかな書き心地と、目にやさしい白が特長です。
出合えてよかったと思えるノート
サイズは持ち運びしやすい、A6とA5スリムの2種類からお選びいただけます。ほかにも表紙・裏表紙がグレーで中が無地のタイプもあります。
高いデザイン性のあるITO BINDERYのプロダクトは、日本だけでなく欧米を中心に海外でも注目を集めており、ミュージアムショップやセレクトショップなどでも取り扱われているそうです。
見た目だけでなく、使い勝手もしっかり考えられたノート。きっと出合えてよかったと思わせてくれるはずです。
photo by Saori Kojima ,(後半4枚)Honoka Nemoto text,edited by Ikumi Tsubone
メンバーのおすすめポイント
ITO BINDERYについて
製造業が集まるものづくりのまち・墨田区に根を下ろし、製本会社として商業印刷物、広告、チラシ、名刺などの製作加工などを行う伊藤バインダリーの自社ブランド。製本技術を生かしたデザイン性のある高品質の文房具を展開しています。
サイズ |
縦148mm×横105mm |
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表紙 |
紙クロス |
本文 |
3.5mm方眼 |
加工方法 |
糸かがり製本 |
ページ数 |
272p |
生産地 | 日本 |
箱 | 無し |
注意事項 |
・撮影上、実商品と写真で色味が若干異なる場合がございますのでご了承ください。 ・インクの種類や筆圧、筆記方法よっては裏抜けする場合があります。あらかじめご了承ください。 |
こちらの商品はギフトラッピング対応商品です。ご希望のお客様は、以下より種類を選択し、カートに追加をお願いいたします。
- 通常ギフトラッピング
- 化粧箱入りギフトラッピング
クリスマスラッピングは上記よりお選びください。
- 通常ギフトラッピング(220円 税込)
- 化粧箱入りギフトラッピング(385円 税込)
なお、ギフトラッピングをお選びで、複数商品をご購入のお客様は、お手数ですがギフト対象商品名をカート追加後の備考欄にご記入ください。
※記入例
プロジェクトマネージャー 三井
職人のこだわりがあふれる最高のノートです。
方眼のラインの色が絶妙で、書くときはしっかり見えるのに、少しめくると薄くなります。
また、製本も素晴らしくノートが360度開くので抜群に扱いやすいです。
見た目はシンプルですが徹底的にこだわってつくられたノート、おすすめです。
ライター / バイヤー 杉本
仕事のメモを取ったり日記を書いたりと、なにかと便利な方眼付きノート。
グリーングレーのグリッドは、やさしい色味で筆記の邪魔をしません。
コンパクトで手に収まりのいいA6サイズは毎日持ち歩きたい。
どんなシーンでも調和する表紙のブラックに、手帳のような品のある全体の雰囲気など、文句なしのノートです。スピン付きなのも◎
ディレクター / バイヤー 坪根
ちょうど私の手のひらくらいの大きさのA6は、持ち運びしやすいので散歩中に降ってきたアイデアや言葉を書き残すためのメモ帳として使いたい!
家の玄関に置いて、連絡帳代わりにするのもよさそう。
これまで理想のグリッドのノートに出合えず、もっぱら無地を使っていたのですが、ITO BINDERYのノートでグリッド派になりました。
代表 / デザイナー 島
毎日持ち歩いて、書き込んでクタクタにしてみたい美しいノート。
A6サイズひとつをポケットに入れて喫茶店やアイデアスケッチの散歩に出かけたい気分になります。
糸かがり製法によって開いた時にノートの真ん中が盛り上がらず、紙の端までストレスなく使えるところが一番のお気に入りポイントです◎
デザイナー 根本
日々のできごとを綴るならA6サイズがおすすめです!
ブラックは細かいグリッドになっているので、とにかく文字が書きやすいんです。
文字を書いているうちにどんどん右上がりになってしまう私にとっては、とても使いやすくてありがたいです。