リューズガラス グロースライン バルブボトル ロリエフ S

水耕栽培の頼もしき相棒

植物が好きな人にとって、冬から春に向けてのお楽しみといえば球根植物の水耕栽培。
植物が生命力豊かに育つ様子を、部屋の中で愛でられるのがうれしいですよね。インテリアの一部としても楽しめます。

水耕栽培では、水加減が肝心。ひげ根にはたっぷり水分が必要なものの、球根が水に浸かる状態だと腐ってしまうため、底面にギリギリ触れない水量を保つのがベストだそう。
でもこれが結構難しいんですよね。

そこで、リューズガラスのバルブボトルの出番です。くびれた部分が球根のお尻を支えてくれるので、花が育ってきても球根が沈み込むことがなく、難しい水加減が必要ありません。

環境にやさしい「リューズガラス」

「リューズガラス」とは再生ガラスのこと。ガラスは砕いて溶かせば何度でも原料に戻すことができ、リューズガラスは使用済みのガラス瓶や、不要品として回収されたガラス製品をもとにしています。

ガラス工芸がさかんなベトナムで、昔ながらの「型吹き成形」という技法でつくられているため、表面にかすかなシワがあったり、小さな気泡や黒い斑点が見られたり。手しごとの跡がわずかに残る、ナチュラルな風合いもリューズガラスの魅力です。

また、同じ型のシリーズでも、形状の違いやゆがみがある場合もあります。どちらもハンドメイドならではの個性として、いとおしんでもらえたらうれしいです。

素朴な風合いと軽やかさが魅力

少しグリーンがかった色と、やや薄くて軽いつくりはリューズガラスの特徴です。

手に持つと、見た目から想像するよりもふわっと軽やか。水を入れて使うときは、底に手を当ててていねいに扱ってください。

お手入れの際は、食器洗い用の中性洗剤をつけて洗浄してください。食洗機の使用は避けてくださいね。
40度程度のお湯ですすぎ、乾ききる前にふきんなどで拭き上げるのが、ガラスを美しく保つコツだそうです。

花を飾るときも、くびれが活躍

ミニチューリップやムスカリなど、小さくてかわいらしい球根植物にはSサイズがバランスよし。開口部が少し広くなっているので、小さい球根は2、3個まとめて育てるのもおすすめ。

もちろん、切り花の花瓶としても活躍してくれます。くびれた部分が花の頭を支えてくれるので、切り戻して茎が短くなった花も生けやすいですよ。

コンパクトなスペースに彩りを添える、小ぶりなサイズです。少し背が高いLサイズもご用意していますので、ぜひチェックしてくださいね。

photo by Saori Kojima　text by Mami Setogawa edited by Ikumi Tsubone

メンバーのおすすめポイント

shesayについて

1971年創業。天然素材やリサイクル素材を取り入れたインテリア雑貨やファッション雑貨を企画・販売する志成販売のオリジナルブランド。世界中に足を運んで、素材や生産国を厳選し、土地に根ざした文化や職人ならではの技術を使ったものづくりを大切にしています。「リューズガラス」シリーズは2000年頃からスタート。シンプルで素朴なガラス製品は、長年のロングセラーも多い人気のシリーズです。

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