- ギフトラッピング不可
擂粉木 九寸鉢用
東屋
頼りになる大きなサイズ
東屋の擂鉢(すりばち)と一緒に使いたい、こちらの擂粉木(すりこぎ)。天然木でできた、りりしい風貌が魅力です。
その見た目に反して、手に持ってみるととてもなめらかなんです。「作業しやすいよう、握りやすい角度まで計算されているのかしら⁉︎」と思うほど、手にしっくりとなじみます。職人によりていねいにつくられているのがわかります。
九寸鉢用は、両手で持てるしっかりとしたサイズ感。ごろっとしたじゃがいもやかぼちゃなどを潰したり、とろろや豆腐をすり潰してなめらかに仕上げたりと、幅広い用途で使っていただけます。
国産の山椒の木を用いて
擂粉木の製造を手がけるのは、和歌山県有田川町の「清水製作所」。この土地が育んだ山椒の木を使用しています。
山椒の木は非常に硬く、摩耗に強いため、古くから擂粉木として使われてきた素材です。高野山を源流とする有田川が流れる清水地域は、日本有数の山椒の産地。この擂粉木は実を付けなくなった山椒の木を使いつくられています。
また山椒には、内臓器官の働きを活発にし、胃腸の機能を高める効果があるといわれています。この擂粉木ですることで、木が細かな粉になって、食材とともに口にすることができるから、つまりは天然の整腸剤の役割もしてくれるんですよ。うれしい!
「見せる収納」もおすすめ
鮮やかな色のコンビネーションが美しい組紐は、京都府宇治市の「昇苑くみひも」が製造しています。保管の際は台所に引っ掛けて、乾燥を兼ねて「見せる収納」をするのもいいですね。
天然の木は極度な熱や乾燥に弱いため、お取り扱いには少し注意してください。使用後はしっかり水洗いし、水分をしっかり拭きとってから風通しのよい日陰で十分に乾かします。汚れや水分を残したままにしておくと、カビが生える原因になります。
長時間水に浸けたままにすることや、直射日光、食洗機洗浄や電子レンジの使用はNG。加熱・加湿・乾燥はカビや腐敗、反りや割れを起こします。
またこの擂粉木は枝や幹をそのまま用いており、木の芯を含みます。芯を含んだ木材は、温度と湿度の変化により膨張と収縮を繰り返し、ひび割れを起こすことがありますが、気にせずそのまま使ってくださいね。
擂鉢とともに、使う喜びを味わって
天然木ならではの自然な雰囲気が、存分に生かされたアイテム。一つひとつ表情が違うのも味わい深いですよね。
こちらの擂粉木には、九寸サイズの擂鉢が最適です。重厚感のある擂鉢にマッチして、その佇まいに一層魅せられてしまいます。使ってそのよさをぜひ実感してください。
photo by Saori Kojima text by Kaori Sugimoto edited by Ikumi Tsubone
メンバーのおすすめポイント
東屋について
1997年の創業当時から信頼できる国内の手工業と協働し、暮らしの道具をつくり続けている東屋(あづまや)。日本の職人の技術を絶やさぬよう、ものづくりの仕組みから正し、使い勝手や使い心地を追求した商品を生み出すという一切妥協のない姿勢を貫いています。
サイズ | 長さ約345mm |
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重さ | 約190g |
素材 | 山椒、絹 |
製造 | 清水製作所(和歌山県有田川町清水)、昇苑くみひも(京都府宇治市) |
生産国 | 日本 |
箱 | 無し |
注意事項 |
・撮影上、実商品と写真で色味が若干異なる場合がございますのでご了承ください。 ・一点一点手づくりかつ天然の木を使用しているため、色味や形、大きさなどに個体差があります。 ・使用後はよく水洗いし、水分をしっかり拭きとってから風通しのよい日陰で十分に乾かしてください。汚れや水分を残したままにしておくと、カビが生える原因になります。 ・長時間水に浸けたままにすることや、直射日光、食洗機洗浄、電子レンジなどによる過度な加熱・加湿・乾燥はお避けください。カビや腐敗、また反りや割れの原因となります。 ・山椒の擂粉木は枝や幹をそのまま用いるため、木の芯を含みます。芯を含んだ木材は、温度と湿度の変化により膨張と収縮を繰り返し、ひび割れを起こすことがありますがそのままお使いいただけます。 |
こちらの商品はギフトラッピング対応を承っておりません。ご了承ください。
プロジェクトマネージャー 三井
すりこ木といえば山椒の木。
長野の郷土料理に「こねつけ」というものがあり、よく祖母が大きなすりこ木を使ってつくってくれたのを思い出しました。
私の中ではこの九寸のサイズ感がしっくりきます。山椒好きとしては、このサイズの山椒の木を見るだけでワクワクしてしまいます(笑)。
天然木の質感に心躍らされてしまうのです。
ライター / バイヤー 杉本
大きくなればなるほど存在感の増す、東屋の「擂粉木」。天然の木をそのまま使っているからか、暮らしに自然となじみます。
持ってみると引っかかりがなく驚くほどなめらかで、大きくても両手でしっかり握りやすいです。
サイズごとにそろえて、あえて台所の壁に吊るしておきたくなるような、不思議な魅力を秘めています。
ライター 瀬戸川
木そのものの、ワイルドな見た目です。
九寸鉢用はしっかり長さがあり(私の短めの腕よりちょっと短いくらい)、これがまた作業がしやすい。
木の太さが九寸鉢の注ぎ口にぴったりフィットして、調理の途中にころころと転がっていくストレスがないところも気に入っています。
セットでそろえるのが断然おすすめ!
ディレクター / バイヤー 坪根
存在感のある大きさのすりこ木ですが、実際に使ってみると手になじみ、無駄な力を使わずにすることができます。
ベテランの料理家さんのように、すりこ木が短くなるまで何十年と長く使い続けたいなと思いました。
美しい「昇苑くみひも」の組紐もデザインのアクセントになっていて気に入っています。
代表 / デザイナー 島
大は小を兼ねるといいますが、じゃがいもを潰すのにも、ゴマをするにも作業が早く終わるため九寸用を使用しています。
両手で使っても安定感があるのも九寸用のメリットですね◎
使い始めから、まるで長年使った道具のように手になじむ感覚がとても気持ちいいすりこ木です。
デザイナー 根本
大きいすり鉢には大きいすり粉木を。
しっかりと太さのあるすり粉木は、力も込めやすいのでなんだか作業も楽しくなります。手首でするというより、腕を使ってする感じが好きです。
山椒の木の素材感がそのまま残る見た目もかっこよく、あえて台所に引っ掛けておきたくなります。
暮らしがわくわくする道具です。