真鍮の靴べら ミドル BRASS MIDDLE SHOE HORN A

メタリックな輝きに惹かれます

ツヤツヤと輝く、無垢な真鍮に思わずうっとり。表面加工などが施されていないため、メタリックな輝きが際立ちます。

こちらは長さ約21センチと、コンパクトなサイズ感が特徴の靴べら。自宅で毎日使うのはもちろん、鞄に入れても邪魔にならない大きさだから、外出先へ気軽に持ち運べるのも嬉しいんです。

金属の素材感をじっくり楽しめる

靴べら部分は真鍮だけでできていて、シンプルで飽きのこないデザインが魅力。PICUS（ピクス）の商品は、すべてこだわりのメイド・イン・ジャパン。

こちらの靴べらも真鍮を加工する工場で、職人により一点一点ていねいにつくられています。シンプルなデザインでありながらも、細部まで職人の技が宿った、なめらかで美しい仕上がりにうっとりとしてしまいます。

メッキやクリアコーティングなどの処理を一切施しておらず、真鍮ならではの素材感を楽しめるのがポイント。そのため作業工程上、手の痕や小キズがあったり、風合いが異なったりと、個体差がある場合があります。ですが、そんなところまで味わい深く感じてしまうから不思議です。

上部に革紐が付いているため、引っ掛けて収納することができます。メタルとレザーという異素材の掛け合わせもかっこいいんです。

そして使用していくうちに現れる、経年変化を楽しめるのがなにより魅力。ものを置く際についたキズや、時間の経過や環境などの影響によって風合いが変化していく様など、じっくりと味わっていただきたいなと思います。

お手入れしながら使える楽しさ

真鍮製品は、水気があるとサビができたり、黒い汚れが付着したりする場合があります。水分がついたら乾いた布で拭き取り、乾燥させてから使用してください。

汚れがひどい場合は、磨き剤などを使用してお手入れもできます。ですが磨きすぎると、表面加工が取れてしまう場合もあるのでご注意ください。

もちろん、キズや汚れなどを気にせずラフに使っていただくのもOK。変化の出方は十人十色です。自分のお好きなように使って、じっくり育ててくださいね。

また真鍮は、竹や樹脂素材のような弾力性をもたないため、靴底につかないように垂直に挿し、垂直に抜いてお使いください。てこの原理などの強い力が加わると、破損や変形のおそれがあります。正しい使用方法で長く使っていただけたら嬉しいです。

ずっと愛用できる靴べら

私も長く真鍮製の靴べらを愛用していますが、購入当初よりもグッと味わい深い色味に変わっていて、使うたびに「やはり真鍮製品はいいなあ」としみじみ感じています。

見た目の美しさも丈夫さも、どちらも兼ね備えている靴べらだから、きっと長く使っていただけると思います。

photo by Saori Kojima　text by Kaori Sugimoto edited by Ikumi Tsubone

メンバーのおすすめポイント

PICUSについて

真鍮や銅、ステンレス、革、木などの素材を用い、素材が生きた、シンプルで美しいデザインの小物を生み出す「PICUS（ピクス）」。アンティークのように、使い込み古くなってもなおその魅力を失わない、経年変化を楽しめる商品づくりを提案しています。

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